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投手の変化球について【やきゅつく3】

プロ野球チームをつくろう!3

※この記事にはチートコードを利用した検証が含まれているので、そういった物が苦手な方はご注意ください。

変化球の種類

やきゅつく3には地雷とされる変化球やその組み合わせが諸説ありますが、実際のところはどうなのかを詳しく調べてみました。
利用した球団は初年度の楽天で、全選手を最大限爆発&能力を限界まで成長させています。

キャッチャーは「好リード」持ちの中村 武志を使用しました。

ピッチャーは初年度トライアウト組で変化球がシュートのみの稲川 正貢です。

キャンプで新球種を習得させ、乱数が変わらないよう全く同じ行動を取って1年間1人ローテで投げさせた結果が以下になります。※新球種の変化量はBで統一。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
追加無し 3.18 1222 795 381 1151 122
スライダー
高速スライダー
カットボール
2.21 1234 1258 432 963 75
カーブ
スローカーブ
2.78 1235 1195 389 1085 102
高速シュート 3.72 1232 793 383 1312 141
シンカー 3.10 1227 831 387 1183 112
チェンジアップ
サークルチェンジ
2シーム
3.93 1221 653 436 1275 136
フォーク
SFF
縦スライダー
パーム
ナックル
ドロップ
2.71 1243 1258 515 975 103

まず注目すべきなのは種類が違っても全く同じ成績になっている球種があることで、これらは名前が違うだけで内部的には同じ性能になっていると考えられます。
別の選手で試したところシュートと高速シュートでも成績が同じになったので、変化球は以下の6種類に分類が出来るようです。※左右は右投手の場合

横変化(左)
スライダー、高速スライダー、カットボール

斜め変化(左)
カーブ、スローカーブ

横変化(右)
シュート、高速シュート

斜め変化(右)
シンカー、スクリュー

縦変化
フォーク、SFF、縦スライダー、パーム、ナックル、ドロップ

変化無し(遅球)
チェンジアップ、サークルチェンジ、2シーム

ポイントは斜め変化表示のドロップが実は縦変化であることと、チェンジアップ・サークルチェンジ・2シームが同じ分類になっていることです。
チェンジアップ・サークルチェンジ・2シームはシンカー系やフォーク系のどちらとも成績が違うので、方向の概念が無いスローボール的な扱いになっているみたいですね。
サークルチェンジ・2シームは地雷だと言われていますが、原因としてはスライダー系やカーブ系を持っているピッチャーがこれらの球種を覚えていても、逆方向の球種を持っている扱いにはならないからだと思われます。

成績が向上したのは逆方向のスライダー系&カーブ系を追加したパターンと、縦変化を追加したパターンです。
内容としては奪三振が増えてその分被安打と被本塁打が減っているので、良い成績を残すには三振を取れることが重要みたいですね。

スライダー系とカーブ系ではスライダー系の方が若干奪三振が多く、防御率も良くなっています。
フォーク系も奪三振が多くなりますが、与四死球の数が増えるみたいですね。

同一方向のシュート系やシンカー系は追加しても奪三振が増えず、成績は良くならないようです。

変化球の組み合わせ

続いて3球種以上の組み合わせでも調査。
チームは2年目のヤクルトで、キャッチャーはスキル無しの米野 智人を使用しました。

1人目はスライダー&シュートの伊藤 一輝です。

※新球種の変化量はB+で統一。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
追加無し 1.80 1317 1381 272 904 79
高速スライダー 2.54 1318 1209 294 1103 85
カーブ 2.63 1325 1216 303 1120 97
高速シュート 1.85 1329 1478 287 937 86
スクリュー 1.84 1318 1454 305 877 91
フォーク 1.73 1329 1536 338 775 85
チェンジアップ 1.69 1333 1400 288 880 78

2人目はスライダー&シンカーの羽鳥 孝良です。

※新球種の変化量はB+で統一。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
追加無し 2.51 1316 1460 369 1074 93
高速スライダー 2.48 1326 1511 362 1100 86
カーブ 2.75 1322 1441 366 1109 101
シュート 2.97 1317 1329 420 1144 98
フォーク 2.02 1332 1650 412 942 82
チェンジアップ 2.64 1341 1479 393 1061 106

3人目はカーブ&フォークの松下 滋樹です。

※新球種の変化量はB+で統一。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
追加無し 1.93 1339 1040 255 934 81
スライダー 2.43 1317 1123 254 1041 86
スローカーブ 2.64 1324 1030 255 1129 113
シュート 1.64 1346 1483 254 813 76
シンカー 1.90 1323 1489 302 902 82
SFF 2.41 1332 965 289 1056 92
チェンジアップ 1.87 1331 1218 266 914 73

4人目はスライダー&カーブ&シュートの武田 一浩です。

※新球種の変化量はAで統一。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
追加無し 3.03 1320 1229 393 1181 114
高速スライダー 3.18 1330 1084 334 1287 115
スローカーブ 3.97 1308 1070 375 1358 128
高速シュート 2.68 1331 1429 358 1094 94
シンカー 2.71 1327 1449 363 1094 111
フォーク 2.26 1318 1410 381 1020 75
チェンジアップ 2.98 1335 1281 423 1151 92

上記の結果から推測出来るのは以下の3点です。

・1番変化量が大きい球種(決め球)と同じ方向に別の球種があると成績が悪化する
これが1番はっきりとしていて、4選手とも奪三振が減って防御率が上がっています。
※伊藤(奪三振1381・防御率1.80)→高速スライダー追加(奪三振1209・防御率2.54)
※伊藤(奪三振1381・防御率1.80)→カーブ追加(奪三振1216・防御率2.63)
※羽鳥(奪三振1460・防御率2.51)→シュート追加(奪三振1329・防御率2.97)
※松下(奪三振1040・防御率1.93)→SFF追加(奪三振965・防御率2.41)
※武田(奪三振1229・防御率3.03)→高速スライダー追加(奪三振1084・防御率3.18)
※武田(奪三振1229・防御率3.03)→スローカーブ追加(奪三振1070・防御率3.97)

・1番変化量が大きい球種(決め球)と逆方向の球種は成績が向上する
防御率はあまり変わっていない選手もいますが、4選手とも奪三振は増えています。
松下(決め球フォーク)がチェンジアップで奪三振が増えているところを見ると、チェンジアップ系はフォーク系と対になる球種なのかもしれません。
※伊藤(奪三振1381・防御率1.80)→高速シュート追加(奪三振1478・防御率1.85)
※伊藤(奪三振1381・防御率1.80)→スクリュー追加(奪三振1454・防御率1.84)
※羽鳥(奪三振1460・防御率2.51)→高速スライダー追加(奪三振1511・防御率2.48)
※松下(奪三振1040・防御率1.93)→チェンジアップ追加(奪三振1218・防御率1.87)
※武田(奪三振1229・防御率3.03)→高速シュート追加(奪三振1429・防御率2.68)
※武田(奪三振1229・防御率3.03)→シンカー追加(奪三振1449・防御率2.71)

・フォーク系は奪三振と四死球が増える
奪三振数記録を増やすなら落ちる球を追加した方が良さそうです。
※伊藤(奪三振1381・防御率1.80)→フォーク追加(奪三振1536・防御率1.73)
※羽鳥(奪三振1460・防御率2.51)→フォーク追加(奪三振1650・防御率2.02)
※武田(奪三振1229・防御率3.03)→フォーク追加(奪三振1410・防御率2.26)

上記から考えるとT字型や横+斜め+縦などで逆方向&縦変化を揃えていて、1番変化量が大きい球種(決め球)と同じ方向に別の球種を持っていないのが良い組み合わせだと言えそうですね。
チェンジアップ系の追加で成績は悪化していないので、やはり組み合わせが問題だったようです。

武田が高速シュートorシンカーやフォークの追加で成績が改善しているので、決め球と同じ方向に別の球種を持っているピッチャーは、T字型にするか逆方向を追加して相殺するのが良さそうですね。
変化球は増やすことは出来ても減らすことは出来ないので、決め球と同じ方向に別の球種が複数あるピッチャーは避けた方が良さそうです。
元からある変化球の上限が低い場合は、新球種を追加して決め球にするのも手ですね。

ナックルボーラーについて

投手コーチがスキル「ナックルボーラー」を持っていると、キャンプの新球種習得によりナックルを覚えた際に伝承される可能性があります。
確率は低いですが、運が良いと1回のキャンプで2人以上伝承されることもあります。
伝承される確率はランクの低い選手ほど高くなるようで、Aランク以上の選手では滅多に発生しないようです。

ナックルボーラーを伝承されると球速が「110~120キロ」、球威が「C+~B」、制球が「D+~C」、全ての変化球が「D」に補正され、ナックルを初期値「C~B」で習得します。
この際に体力・守備・精神は変化せず、球速・球威・制球・変化球は元の値によらず補正を受けます。

↓元の値が補正後の数値より低い球威は上昇し、制球は下がっています。※体力の増加は練習分。

球速・球威・制球・ナックル以外の変化球はこの時の値が上限となり、練習で伸ばすことが出来なくなります。
体力・守備・精神・ナックルの変化量は練習で上限まで伸ばすことが可能です。

ただし爆発をさせると球威・制球も上限が上がるので、ここから更に強くすることも出来ます。

通常はキャンプで習得した変化球は爆発しても上限が変わりませんが、ナックルボーラー伝承で覚えたナックルは上限が上がるようです。
1年間1人ローテで投げさせた成績が以下になります。

変化球 防御率 投球回 奪三振 与四死球 被安打 被本塁打
ナックルS+ 1.01 1326 2991 456 505 53

通常のピッチャーは良い変化球の組み合わせでも奪三振数が投球回前後になりますが、ナックルボーラー持ちは投球回の2倍以上になります。
日本人のナックルボーラーは先発型が2人しかいないので、体力の多い先発型や先発完投型のC~Bランクの選手にナックルボーラーを伝承させて複数回爆発させると、奪三振記録の更新が狙いやすいと思います。

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